2009年12月6日日曜日

練馬区自転車駐車対策協議会参加にあたって(素案)

◆自転車を有効に活用するまちづくりが世界的に求められている。
○5km以内で最もスピーディに移動できる交通手段
○老若男女を問わず一定程度(1時間)の行動が可能
○化石燃料を消費しない(低炭素社会の移動手段)
 
◆にも関わらず練馬区等我が国でその能力が活かされていない
○インフラの未整備(安全に走行できる道路が少ない)
○利用者の意識(駅までの下駄がわり・「歩行者と同等」という(無)自覚)

◆自転車先進都市である練馬区
○自転車駐輪場の整備率高
○コミュニティサイクルの率先導入
→我が国の自転車利用の先鞭をつける練馬区に自転車を活用した利便性・安全・安心・活力のあるまちづくり像を実現してもらいたい。
 その一助になりたいと思い、このたび申し込んだもの。

◆現状
 ○駅前の放置自転車対策(人口70万人、駐輪場4万台、放置3千台)
 ○道路の無秩序走行
→原因者・被害者の双方とも(ほぼ)区民

◆当面の課題及び対策
【仮説】
○駅前の賑わいに支障をきたさないように、放置自転車を減らしたいが、来街者は維持・増加させたい。
→①駅前駐輪場の質的向上(利用者満足)を通じた放置自転車の削減
 ②商業施設等附置駐輪場ルールの見直し
 ③駅前集中自転車の抑制
【仮説】
○自転車の無秩序走行を改善したい。
→①ハード:主要な目的地を結ぶ自転車ネットワークの構築
 ②ソフト:自転車利用者の法規遵守率向上
 ・法規指導と取り締まりの適正化

◆10年を見据えた強化・充実要素
【仮説】
○区の交通体系の中で自転車交通を位置づけ
○自転車専用の走行空間を主要な移動方向に確保
○行政・商業・業務施設が自転車利用を誘導(利用しやすい位置への駐車場設置・自転車でのアクセスを優遇)
○区民健康増進施策の一環としての利用推進
○区民による自転車利用推進組織の発足